2019年2月6日水曜日

2019チームプレビュー: Los Angeles Valiant




LOS ANGELES VALIANT ロサンゼルス・ヴァリアント

オーバーウォッチリーグ加入:2017年8月

ディビジョン:Pacific


2018年振り返り
経験豊富なロスターを擁するValiantはステージ1を7-3とし好調なスタートを切りますが、すんでのところでステージプレイオフ進出を逃しました。ステージ2では調子を落とし4-6となり、変化を求められUnkoeとDallasのCustaをトレードしました。18歳を迎え出場可能になったオフタンクのSpaceもステージ3からの躍進に加わりました。ラインナップの一新はすぐさま結果をもたらし、チームは7-3を記録し初めてのプレイオフ進出を決めますがNew York Excelsiorに敗れました。Valiantはステージ4でスコア9-1を叩きだし、初となるステージプレイオフ決勝でNew Yorkにリベンジを果たしました。シーズンプレイオフはPacificディビジョン首位として、第2シードと1戦アドバンテージという好位置につけました。しかし準決勝にてLondon Spifireと対決し、瞬く間に敗退したのでした。

成功のカギ
・Valiantはオフシーズンにいくつか調整を加えたが、新戦力は元SeoulのメインタンクKukiのみでFateのバックアップとなる見込みだ。その代わり大きな変更といえば有名どころがチームから去ったことだ。DPSのSoon、コーチのDaemonとGunbaはそれぞれParis EternalとBostonUprisingに移籍した。皆Valiantのシステムには必要不可欠な存在であり、レギュラーシーズンを2位で終えた功労者たちだ。Valiant成功のカギは、エースやブレインの追加なしで去年躍進を見せたような統制されたパッシブスタイルを維持することだろう。
・チームのタンクラインはその高品質さを保たなければならない。FateとSpaceは2018シーズンベストタンクデュオだという声もある。サポートとDPSラインが変わったことで、Valiantの土台であるタンクデュオにまた重荷がのし掛かるだろう。
・2018年は目立ったスタープレイヤーなしでハイレベルなプレイへ到達した。そうはいってもDPSのSoon不在は惜しまれることだろう。ValiantはKarivもしくはKSFをステップアップさせる必要があり、両名がチーム内でハイレベルに達しているとしても、どちらもリーグ内でDPSとしてキャリーしたところは見たことがない。Izayakiはエースサポートになるかもしれない。2018年は素晴らしいものを期待したが、ビザの関係でプレイできなかった。
・これらの不確実性がValiantの本当のレベルであっても、おそらくプレイオフには進出するのではないだろうか。一度行ってしまえば落ち着きを取り戻し不調に陥ることはなくなるので極めて重要だ。2018年にはグランドファイナルまであと一歩のところだったのだが、チームにメタが合わず失速しまった。もし今年も決勝に手が届く機会があるなら、Valiantはプレッシャーに打ち勝たなくてはならない。


公式ページです。ロスターやチームステータスの順位が確認できます。
https://overwatchleague.com/en-us/news/22877558/2019-team-preview-los-angeles-valiant

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