2018年9月14日金曜日

フィリーのコーチによるOWL S2へ臨む選手へのアドバイス(訂正)




※Hayes氏をフィリーのヘッドコーチと表記していましたが正しくはアシスタントコーチの間違いです。ヘッドコーチはチームイギリスとしてのものでした。訂正してお詫びします。


Philadelphia FusionのアシスタントコーチであるHayes氏がこんなツイートをしていました(写真中央)。

OWL次シーズンに向けてトレーニングしている選手諸君、自分の強みを把握して相手に見せつけよう。ここにコーチが重点的に見ることを書いておく。
・個人の才能
・改善する姿勢
・全体的なメタ理解度
・基本的なチームプレイ
・指摘を受け入れ学べるか
・ロール理解力


OWLシーズン1で見事準優勝を達成したチームのアシスタントコーチの言葉です、なんと説得力のあることでしょうか。これを知っていれば自分を客観視して改善することができるので選手にとっては非常にありがたいものです。具体的にHayesコーチの意図を汲み取ってみましょう。

・個人の才能
これははっきり言ってリーガー全員が持っていて当然とも言えますし、その中でも一握りしか選ばれない厳しい世界です。ひとくくりに才能と言っても、AIMがべらぼうに良い、ヒーロープールが広い、努力家、野心家、楽天家などゲーム内外含め多岐にわたります。自分のプレイスタイルを見つめ直して強みを生かせるよう立ち回りましょう。

・改善する姿勢
長いリーグを戦うにあたって、どのチームも良い事ばかりではないはずです。チームが窮地に陥ってサブへまわされたり、ロールの変更を告げられたり、個人はもちろんチームのために常に最善の選択をすることができるかは精神力にかかっています。

・全体的なメタ理解度
当時のマーシーメタの到来は誰も予想だにしておらず、オーバーウォッチリーガーでさえ大勢苦しめられ、そのせいでチームを去った選手も少なくありません。「現在のメタ」だけでなく「過去のメタ」、そして「未来のメタ」も”深いレベル”で把握しなければなりません。

・基本的なチームプレイ
オーバーウォッチはチームプレイが重要です。ライバルプレイで高レートをマークすることは強力なアプローチになりますが、それだけでは優秀な選手とは言えません。ウルト管理・フォーカスコール・ポジショニングetc...トッププロと争うにはそれ相応のスキルが必要です。

・指摘を受け入れ学べるか
わかりやすいように噛み砕いて書きましたが、元ツイートではコーチャビリティ(Coachability)という言葉で表現されます。いくら才能のある選手でも、自分勝手でコーチやチームメイトの言うことを聞かないと輪を乱したり成長する機会を自分で奪うことになります。逆にそこまで実力が突出していない選手でも、コーチのフィードバックを吸収して伸びるという話はいくらでもあります。自分を客観視して指摘を受け入れ、常に考えながら行動することが重要です。

・ロール理解力
ロール理解力は今のメタのようにカウンターピックを被せ合う状況で一番要求されます。相手の構成へのカウンターかつ味方の構成とシナジーを持つヒーローを戦況に合わせてピックする。もちろんそれだけではありません。例えばゼニマーシー構成とルシオアナ構成で各ロールどのように立ち回りを変えるのかなど、自分の役割を明確化する必要があります。



最後にこんな応援メッセージも


トライアルはおそろしく混沌とした場所となりうるけれど、それはコーチたちも理解している。落ち着いて自分の実力を発揮できるようにしよう。

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