2019年2月1日金曜日

2019チームプレビュー: New York Excelsior




NEW YORK EXCELSIOR ニューヨーク・エクセルシオール

オーバーウォッチリーグ加入:2017年7月

ディビジョン:Atlantic



2018年振り返り
New Yorkの面々はオーバーウォッチリーグですぐに出世しました。その強力なロスターからオールスター選手を多数輩出し、ステージ1ではステージプレイオフでLondonに負けたものの9-1というスコアを叩き出しました。敗北から立ち直った彼らはステージ2で再び9-1をマークし、ステージファイナルでPhiladelphia Fusionを破り優勝しました。ステージ3でも9-1という記録を継続しステージプレイオフ決勝で無敗のBostonに土をつけたことで、リーグ最強チームの地位を確固たるものにしました。彼らにとっては満足できない結果だとは思いますが、ステージ4を7-3で終えたステージタイトルの3つ目はLos Angeles Valiantに阻止されました。レギュラーシーズンを終えてみると、リーグ最高成績(34-6)、リーグMVP(Jjonak)、Atlanticディビジョン王者、第一シード、プレイオフファーストラウンド免除を誇りました。これだけの成功を収めておきながらFusionのビックバンかめはめ波で準決勝を敗退し、地元ブルックリンの決勝でファンに勇姿を見せることなくパパッとシーズンに終わりを告げたのでした。

勝利のカギ
・NYXLは2018シーズンを蹂躙し、ステージ制覇2回とスコア34-6という前代未聞の記録を打ち立た唯一のチームだ。シーズン終盤においてはプレイオフが近づくにつれ独特な変化を遂げたメタに嫌われる形になった。2019シーズンでも筆頭株になるだろうが、どんなメタになったとしても去年見せたような才能溢れるチームプレイを維持できるかどうかがカギとなるだろう。
・同様に、プレイオフの失速からの懸念点としてはシーズン終盤に重きを置くべきだというところだ。彼らほどの実力・才能・練習を持ってしても王者にはなれなかった。満潮より山頂というべきだろう。ヘッドコーチのPavaneは、戦術の準備と勝者のメンタルを養ってシーズン終盤にチームを最高の状態にすべきだ。
・今シーズンの一番の違いはコーチ/アナリストだったWizardHyeongの不在だろう。去年彼の戦術がチームにもたらした影響は凄まじいものであり、数々の成功を収めたにも関わらずチームはオフシーズンに彼に別れを告げた。ファンは彼が去ったことで失ったものを埋められるはずだと願っていることだろう。新しく就任したアナリストのImtは、WizardHyeongの教えがなくても戦略性を保てると確信している。
・Janusもオフシーズンにリリースされたことで、New YorkはメインタンクのManoをスーパースターにすることに専念するようだ。去年の安全第一で受け身なスタイルだとレーダーに引っ掛からなかったが、間違いなく世界で3本の指に入るベストメインタンクであり今年の成功では大役を担うだろう。メインタンクの椅子取りゲームはシーズンが始まらないことには理解不能なので、5人のDPSプレイヤーの誰が中心人物となるのかに焦点を当てよう。
・5人のDPSのうち、2人は新入りである。彼らに覚悟を決めさせ、強みを活かさなくてはならない。Nenneはとてつもないポテンシャルを持っており、加入以前チームにいなかった強力なザリア使いである。その相棒になるとみられているFl0f3rはアカデミーチームのXL2ではここ数ヶ月出場機会がない。おそらくFl0f3rが最初にやらなくてはならないのは名前をコロコロ変えるのをやめることだろう。彼の独自性を評価するかどうかPavane次第ではあるのだが。


公式ページです。ロスターやチームスタッツが掲載されています。
https://overwatchleague.com/en-us/news/22861400/2019-team-preview-new-york-excelsior

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